沈没した旅客船セウォル号の実質的なオーナー、兪炳彦(ユ・ビョンオン)容疑者(73)が死亡したことはDNA、歯、指紋によって科学的に立証された。逮
捕された長男、ユ・デギュン容疑者(44)と遺体のDNAを照合した結果、2人が父子関係にあることも確認された。兪炳彦容疑者の運転手をはじめ、韓国国
内にいる一族や側近もほとんどが逮捕されるか自首した。
しかし、ツイッターやフェイスブックでは「兪炳彦氏はまだ生きている」「7月30日の国会再選挙・補欠選挙を狙った八百長ゲームだ」といった根も葉もな
いデマが飛び交っている。一部の野党関係者が未確認のデマを取り上げ、捜査当局や国立科学捜査研究院の発表よりもデマが信用される状況も生じている。
世論調査会社のリアルメーターが25日、全国の成人男女500人を対象に調べた結果、「発見された遺体が兪炳彦氏だという科捜研の発表は信じられない」との回答が57.7%に達した。
野党・新政治民主連合の朴智元(パク・チウォン)議員は24日に続き、27日にも疑惑を指摘した。「問題の変死体は4月から目撃されており、現場周辺で
はトウガラシやスイカが栽培されているため、住民が発見しなかったはずはない」との主張だ。朴議員が根拠としたのは、変死体が発見された現場周辺の住民に
よる証言だった。
現場の全羅南道順天市鶴口里では、4-6月に発見された変死体は6月12日の兪炳彦容疑者の遺体だけだった。警察関係者は「兪炳彦容疑者が4月に死亡し
たとすれば、変死体にウジ虫(ハエの幼虫)がたくさんいたことの説明が付かない」と述べた。法医学的にウジ虫は3カ月以上たてばハエの成虫になり、遺体に
は残らないためだ。
警察は「変死体が発見された梅林周辺は、トウガラシ畑よりも高い場所にあり、トウガラシ畑から遺体発見現場は見えない」と説明した。「遺体が腐敗する際
になぜ住民が臭いに気付かなかったか」という疑問については、現場の最も近くに住む女性(75)が鼻の手術を受けており、臭いをほとんど感じられなかった
とする説明まで付け加えた。
発見された遺体が兪炳彦容疑者のものではなく、鶴口里をうろついていたホームレスだという疑惑、実際には兪炳彦容疑者の弟の遺体だったにもかかわらず、捜査当局がすり替えたというデマまで流れている。
捜査関係者は「兪炳彦容疑者の長男、デギュン氏の口腔粘膜などのサンプルを採取し、科捜研でDNA検査を行った結果、遺体とデギュン氏が父子関係である
ことが確認された」と説明した。同関係者は「兪炳彦容疑者の弟は2000年6月に米国に出国して以降、入国記録すらない」とも語った。
同関係者はさらに、「集落の住民とホームレスに対する聞き取り調査を実施したところ、(現場周辺の集落には)ホームレスはいなかった」「どうやって遺体をすり替えるというのか」と反論した。
事件に関与した政界幹部か国家情報院が兪炳彦容疑者を殺害し、遺体を捨てたという主張も飛び出している。警察は「死因についてはまだ何も確認されていない。他殺の可能性についても捜査を進めている」と述べた。
捜査当局が最も驚いたデマは「これまで事件に進展がなかったのに、急に逮捕が相次いだのは、7月30日の国会再選挙・補欠選挙を控えた八百長ゲームに違
いない」というものだ。それが事実だとすれば、警察は延べ100万人を動員し、不眠不休で捜索を続けることはなかったはずだ。
タオバオ
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